2012年1月アーカイブ

角膜の厚みが薄過ぎて通常のレーシックを受けられなかった人でも施術が可能なエピレーシックについて、皆さんはどのくらい知っていますか?

視力回復の手段としてエピレーシックのことを少し勉強しておきましょう

 

エピレーシックの特徴とは、

・フラップを作る際にはエピケラトームというカンナ状の機械を使用します

・通常のレーシック・イントラレーシックよりも薄い厚さでフラップを作成します

・フラップをつくる場所は角膜上皮層とボーマン層の境目です

・角膜の中のボーマン層という場所にレーザーを当てて視力矯正を行います

・ボーマン層の上から直接レーザーを当てるので、ボーマン層は失われます

・角膜の中でも自分で再生する箇所を切り取るので術後も角膜の強度が保たれます

・術後の経過に少し時間がかかるようです(詳しくはデメリットとして後ほど説明します)

 

まずフラップの作成に使用する機器ですが、普通のレーシックの場合にはマイクロケラトームというカンナ状の機械、イントラレーシックにはイントラレーザーが用いられます。

エピレーシックの場合には専用のエピケラトームというカンナ状の機械を使用して角膜の上層部分だけを切り取りフラップを作成します。

 

通常のレーシックでフラップ(フタになる部分)を作る場合、ある程度の厚みを必要とします。イントラレーシックはレーシックよりも薄くフラップを作れるといって人気がありますが、それでも受けられないほど角膜の厚みが足りない人もいるのが事実です。

そのような方にはエピレーシックが勧められる場合があります。

 

レーシック・イントラレーシックではおよそ100200μm(マイクロメートル)ほどの角膜の厚みを利用してフラップをつくります。

しかしエピレーシックの場合にはたった50μmほどの厚みでフラップが作れるのです。

(参考までに1μmとは1000分の1mmです)

 

角膜が薄いことが理由で通常のレーシック・イントラレーシックを受けられない方には、エピレーシックはお勧めの術式となっています。

フラップを作る位置の違いによって術後の角膜の強度が強いのもエピレーシックの特徴でもあります。術後の角膜強度を得る代わりにエピレーシック独特のデメリットもあるようです。

これらについては次回以降で詳しく説明します。

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